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「音楽権利情報検索ナビ」は、あらゆる国民が著作物を創作し、利用する「一億総クリエーター」・「一億総ユーザー」時代にあって、著作物の適法かつ円滑な利用を促進する環境整備のために文化庁が実施する実証事業の一環として開設したサイトです。
本サイトの内容は、権利情報集約化等協議会の検討に基づいて設計されており、検索できる情報も同協議会に参加する音楽関係団体から提供されています。
本サイトの主な特徴は下記のとおりです。
この度の公開は、CDとして発売されている音楽コンテンツに加え、配信で流通される音楽コンテンツの情報を公開しています。なお、配信で流通される音楽コンテンツは一般社団法人日本ネットクリエイター協会、株式会社レコチョク、株式会社ドワンゴが保有する情報のうち、本実証目的に供する一部の情報に限られています。
掲載されている商品情報は2019年10月発売商品まで、著作権情報は2019年10月31日時点の情報となります。
・CD商品点数 | 517,732タイトル |
・収録録音物数 | 8,889,649音源 |
・実演家数 | 579,675人・組 |
・音楽作品数 | 4,783,904作品 |
音楽CDに収録された録音物・音楽作品に関する権利情報は、これまでも「Music Forest(音楽の森)」サイトで一括検索できました。しかし、同サイトは、日本レコード協会加盟レコード会社(いわゆるメジャー系レーベル)が発売または販売する音楽CDの情報のみを収集・公開の対象としています。
本サイトは、音楽著作物を利活用しようとする方であれば、どなたでも利用可能です(ただし、ユーザー登録が必要となります)。
アーティスト名や作家名、楽曲・作品名、商品名など(全部または一部)をキーワードとして検索していただくか、または、CDの製品番号などで検索していただくことにより、簡単に権利情報を確認することができます。音楽作品の権利者やCD商品の発売会社が誰なのか、その音楽作品や収録録音物を利用したい場合の問い合わせ窓口はどこなのか等を簡単に調べることができます(一部に窓口情報がないデータがあります)。
CD商品・音源情報 |
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実演家情報 |
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著作権情報 |
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本サイトは実証事業としての公開のため、公開期間は2019年11月27日から2020年1月31日までとなります。
権利情報集約化等協議会では、公開終了後にこの度の取組みの成果、課題等のとりまとめを行うことにしており、本サイトの利用者の方々には、是非アンケートにご協力いただき忌憚のないご意見をお聞かせいただくようお願い申し上げます。
なお、本実証事業の報告書は後日文化庁ホームページにおいて公表される予定です。
スマートフォンや動画投稿サイトなどを使って、誰もが簡単に多様な著作物を楽しむことができ、また同時に自分が創作した著作物を手軽に公開できる「一億総クリエーター」・「一億総ユーザー」時代にあって、著作物の適法かつ円滑な利用を促進する必要性がますます高まっています。そうしたなか、文化庁は、文化審議会著作権分科会等での議論を経て、コンテンツの権利処理の円滑化を目的として、「コンテンツの権利情報集約化等に向けた実証事業」を実施しています。
著作権や著作隣接権などを管理する音楽関係団体等は、平成29年6月に「権利情報集約化等協議会」を設置し、文化庁とともにこの実証事業に取り組んでいます。
【座長】 | |
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末吉 亙 | 潮見坂綜合法律事務所・弁護士 |
【委員】(五十音順) | |
荒川 祐二 | 株式会社NexTone 代表取締役COO |
伊澤 一雅 | 一般社団法人日本音楽著作権協会 常任理事 |
三田 あけみ | ミュージック・ジェイシス協議会 事務局 |
椎名 和夫 |
公益社団法人日本芸能実演家団体協議会 実演家著作隣接権センターCPRA 運営委員 |
高嶋 裕彦 | 一般社団法人日本音楽出版社協会 専務理事 |
長野 文夫 | 特定非営利活動法人インディペンデント・レコード協会 理事長 |
仁平 淳宏 | 一般社団法人日本ネットクリエイター協会 専務理事 |
畑 陽一郎 | 一般社団法人日本レコード協会 理事・事務局長 |
宮城島 隆弘 | 一般社団法人インディペンデント・レーベル協議会 理事・事務局次長 |
【実施事業者】 | |
渡邊 博一 | 株式会社ジャパンミュージックデータ 代表取締役社長 |
【オブザーバ】 | |
文化庁著作権課 著作物流通推進室 管理係・流通推進係 | |
【事務局】 | |
五味 健太郎 | 株式会社日本総合研究所 リサーチ・コンサルティング部門 |
1993年11月、文化庁著作権審議会マルチメディア小委員会において、来る高度情報化社会における権利処理円滑化に向けて、J-CIS(Japan Copyright Information Service)(横断的な著作物等の権利情報の公開システム)構想が提言されました。
同構想に基づき、音楽関連3団体(日本音楽著作権協会(JASRAC)、日本芸能実演家団体協議会(芸団協)、日本レコード協会(RIAJ))がそれぞれ保有する情報の整理・統合〜インターネットでの提供を目指し、1999年1月に「ミュージック・ジェイシス協議会/Music J-CIS」(略称MINC=Music Information on Neighboring-rights&Copyright)を設立、音楽情報の総合ポータルサイト「Music Forest(音楽の森)」のシステム開発及び運営に当たってまいりました。2017年10月には、音楽著作権管理事業会社である株式会社NexToneもMINCメンバーに加わり、日本国内で流通する音楽作品の著作権に関する情報、アーティスト情報、CDなどの音源に関する情報を総合的に提供しております。
Music Forestのような権利者団体の相互連携による総合的な音楽情報提供の試みは世界的にみても先進的な取り組み(開始当初は世界初の試みでした)であり、今後のさらなるデジタルビジネスの拡大に資するものであります。そしてこれからの世界規模での情報ネットワーク構想の先駆けになるものであると自負しております。
設立当時の文化庁によるJ-CIS構想は断念されてしまいましたが、その基本的な考え方に基づくMINC事業は、JASRAC、芸団協、RIAJ、NexToneが主体となって継続しており、また、2017年から文化庁が開始した「コンテンツの権利情報集約化等に向けた実証事業」(注1)においてもMINCは中核的な役割を果たしております。MINCは、今後も先進的な音楽情報総合ポータルサイトを目指して情報の充実を図って参りますので、皆様の多大なるご支援を賜りたくよろしくお願い申し上げます。
なおMusic Forestウェブサイトの運営業務は、2013年4月から株式会社ジャパンミュージックデータ(jmd)に移管しております。
● 何の略?
ミュージック・ジェイシス協議会の活動である「音楽著作権および著作隣接権情報の集約的管理」を意味する「Music Information on Neighboring-rights & Copyright」の各単語の頭文字を取って「MINC(ミンク)」といいます。
そのMINCの情報提供ホームページが音楽情報総合ポータルサイト「Music Forest(音楽の森)」です。
● いつ、誰が作ったの?
MINCは、1999年1月に、一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)、公益社団法人日本芸能実演家団体協議会(芸団協)、一般社団法人日本レコード協会(RIAJ)の3団体によって設立されました。2017年10月に株式会社NexToneが新たに参加し、情報の充実を図っております。
● なぜ、「MINC」を作ったの?
情報通信技術の高度化とともに、一般の方々も通信ネットワークを通じて、多様な形で音楽情報を得て音楽を楽しむようになってきました。このような状況の中、著作権者や著作隣接権者の権利を保護しつつ、アーティストの創作活動および一般の音楽愛好家の利便を図り、音楽業界の活性化、ひいては音楽文化を発展させるために、総合的な音楽情報の提供システムが必要であると考えたからです。
● 具体的には何をしているの?
各権利団体が保有する音楽関連情報(音楽作品の情報はJASRAC/NexTone、CDなど音源にかかる情報はRIAJ、演奏家・アーティストの情報は芸団協)をMINCシステムで集約化し、相互連携した情報データベース機能をインターネット上で提供しています。
● 将来はどうなるの?
個人ユーザーから音楽業界のプロフェッショナルまでが広く利用できる音楽権利情報のポータルサイトとして、情報基盤整備と提供サービスを発展させていきます。
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